DATE : 2007/01/22 (Mon)
今回は大学院生(24)からのご相談です。
以下本文。
私には去年から片思いをしていた七つ上の男性がいます。
私の勉強を見てくれていた人で、お話や相談に乗って貰うことが度々あり、
1月に告白をしました。
当日は「嬉しい、舞い上がる」と言ったきり、
ちゃんと返事を貰うことは出来ませんでしたが、
一日考えた末の彼の返事は「ごめん」というものでした。
ところが彼は翌日に言うのです。
「外見も、人柄も、好きなんだよ。だから、あまり落ち込まないで…」
あなたにそんなこと言われたくないと思うと同時に、
どこかで嬉しさを感じている自分自身に混乱しました。
彼とはそれまで殆ど電話で喋ることはなかったのですが、
この日を境に三日と空けずに彼から電話がかかってくるようになりました。
仕事の忙しい人だったので電話は大抵深夜でしたが、
毎回凡そ2時間は喋っていた気がします。
家族の話や仕事の愚痴、友達や同僚の話、悩み、趣味、次の日の予定、
私がもっているブログの話など、ありとあらゆることを話しました。
そのうちに、まるで恋人同士のような会話ばかりするようになり、
彼からのメールにはハートマークが付くようになりました。
そんな4月のある日、彼はその頃いつもそうしていたように甘えるように言いました。
「最近やっと時間がとれそうだから、一度会いたいな」
今思うと本当に馬鹿だなと思うのですが、
当時の私は彼との擬似恋愛に舞い上がっていたこともあり、
彼の家に行ってしまったのです。
そして当然、彼はHを迫ってきました。
気が進まなくて最後まではしなかったのがせめてもの救いです。
というのも、私は彼がどんなつもりでいるのか知りたくて、
数日後に単刀直入に聞いたのです。
返事は「軽々しいことしてごめん。まだ付き合っているつもりはなかった」
というものでした。
自分自身の愚かさと、私の気持ちと私という人間を知っていて
(遊びで体の関係は持たないということ)こういうことをした彼に
言いようもない憤りを感じました。
「最初から遊びだったのよね」と言えば「遊びだったらこんなに
何時間も電話なんか掛けないよ」と言います。
また、彼はこの一件の後も性懲りもなく電話を掛けてくるのです。
さすがに初めの頃は気まずそうにしていましたが、のど元過ぎるとまた
「うちに来てよ~ 添い寝してよ~」と神経を疑うような発言をします。
そんな彼に疲れ果て、7月には「もう、距離をおきましょう」と提案しました。
その際、「私と付き合う気はないのでしょう?」と再度確認しましたが、
やはりそのようでした。
「でも、好きなんだよ」
彼の身勝手さには閉口します。
この「距離をおきましょう」発言以降、大分彼と連絡をとる回数は減りました。
でも、相変わらず彼は2週間に1度、電話をよこします。
最近ではまたのど元の熱さを忘れたのか、上記のような無神経な発言が
目立つようになってきました。
疲れるので「はいはい、また今度ね」「他の人をあたってね」
と流していますが、すると「本気で来て欲しいんだよー!!」
と駄々をこねます。この人の神経はどうなっているのでしょうか。
私は、長時間かつ深きにわたる彼との会話を通じて随分彼という人間を
理解しているつもりですが、彼のこの行動については理解しがたいものがあります。
私に分かることは、彼が相当に無神経・自己中で私をなめきっているということです。
それ以外、何かあるのでしょうか?何度も私とは付き合えないと言いながら、
一方的に連絡をよこす彼が全く解りません。
男性の意見も聞かせて頂けると助かります。
その際、彼の人柄などにつき以下のことを参考にしてもらえればと思います。
・ 結婚願望がかなり強いです
・ 尊敬できるものを持っている恋人を好みます
・ 根は真面目です(殆ど遊びで恋愛をしたことがありません)
・ でも自己中です
・ 私と付き合えない理由は「年齢差」でした(言い訳にしか聞こえませんが)
・ 寂しがりやです
・ 嘘をつくことが苦手です(すぐバレます)
同年代の男性たちに意見を仰いだことはあるのですが、
皆一様に理解に苦しんでいました。
長くなってしまって大変申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
(回答)
こんにちは。
これは、確かにかなり、複雑な人ですね。
別の言い方をすれば、自分の気持ちが表現べたな人とも
言えるかもしれません。
おそらく、この方は、自分のことはそんなに語らない人では
ないでしょうか?
寂しがり屋と同時に、非常に恥ずかしがりやなような気がします。
さて、本題ですが、
男性は、カラダとハートの2通りの人が好きになることができます。
エッチ的に興味のある人と人間的に興味のある人。
大事なのは、ハートに関心がある人なのですが、
その見分けは女性にはどうやら難しいようです。
オススメはしませんが、一番の方法は一度エッチをしてみること
かもしれません。
そうすれば、男性は冷静に人としてのあなたのことを見るでしょう。
それでうまくいくか、いかないかがわかると思います。
ただ、女性にリスクがあるのでオススメはしませんよ。
でも、今回の男性の場合は、それだけではないような気もします。
もっと奥深い何かがあるような気がします。
実は、もっと誠実なような気もします。
もしかすると、「自分で判断できないのでカラダから入ってみる」
ということをやろうとしているのかもしれません。
あるいは、まじめな方であれば付き合うという言葉に重みをすごく
感じている方なのかもしれません。
つきあうことに真剣になるがゆえに、確実に彼が付き合いたいと
思うまでは、その言葉は口に出せないとか。
う~ん、難しいですね。確かに。
しかし、つきあうって何なんでしょう。
幸乃さんがその言葉にとらわれ過ぎているような気もしないでも
ないです。
つらつらと長文を書いてしまいましたが、
参考になりましたでしょうか?