ナンパ限定説

出会いの王道、「ナンパ」です。


僕も20代後半まではよくしていたし、ナンパという行為自体は
経験を積めば誰にでもできるようにはなるでしょう。


とはいえ、ナンパは非常に心の折れる作業です。



仮に路上ナンパをするとして、向こうから女のコが、
ヒールの靴音を鳴らしながら歩いてきたとしましょう。



カツ、カツ、カツ、カツ…（靴の音）。


僕「（女のコに向かって）あれー？　久しぶり！
　前にどっかで会ったよね？」


女　……（無言で）カツ、カツ、カツ、カツ…。



なんてのは、まだ序の口。


それどころか、声をかけたはいいけれど、



「結構です」

とか、

「マジうざいんだけど」


なんて風に冷酷に言い放たれることも、なくはありません。



ナンパはできるできない以前に、こういうことが連続で起きても、
いちいちめげない精神力が必要になってきます。


女のコにむげに断られるたびに、その都度ヘコんでしまうような人は
その時点でナンパには向かないんですね。


また、適性以外の問題だってあります。


断られているところを知り合いに見られたらどうしよう？　

と言う人もいるでしょうし、30歳過ぎてナンパすることそのものに
抵抗がある、と言う人もいるでしょう。


そういった点からも、結果を出せる人は
ある程度絞られてくるのがナンパです。